今回のブログですが、ざっくりいうと、スーパーで出会った財布を失くしたと言うお兄さんに$200の現金を渡したところ、それが詐欺だったという話です。
日本人留学生が僕のような被害受けないことを願って恥を忍んで書くことにしました。
ロンドンのスーパーマーケットで詐欺に遭った話

12ロールあったトイレットペーパーが残り一つになり、学割の使える来週火曜日まで何とかこのトイレットペーパーを持たせるぞと意気込んでいた4月24日土曜日。
そんな中、昼食に食べた昨日冷蔵庫に入れ忘れたゆで卵が当たってしまい、火曜日どころか昼の三時ごろには残り一つのトイレットペーパーもほとんど無くなってしまい、しぶしぶスーパーに買いに行った、そんな時にこの事件は起こりました。
僕は元来スーパーで長居するような人間じゃないので、入るやいなやトイレットペーパーのコーナーへ直行しました。そしていつもの12ロールで5ドルの財布には優しいけどお尻には優しくないうっすいSelectionのトイレットペーパーを手に取ってさっさとレジに行こうとすると、
Excuse me??
誰かに呼ばれるのです。振り返ると25歳くらいの若いお兄さんがいました。
別に特に急ぐ理由もないので何だと聞き返すと「ケータイと財布を失くしたから、僕のケータイを使って繋がるかどうか確認したい」というんです。別に僕に害があるわけでもないので快くオーケーし、僕のスマホを使って電話にを掛けました。
何度か掛けましたが結局つながらず。
そして、彼は「このままだとカードが危ないからオンラインアカウントにログインしてカードを止めたい」と言い出しました。
まぁ確かにそうかと思ってRBC(カナダの銀行)のオンラインアカウントのログインページを開いて渡したました。何かされるんじゃないかという不安もあったのですが、パスワードとかもあるだろうとあまりジロジロ見ないようにしていると、1分後くらいにはThanksと僕のスマホを返してくれました。
サンキュー・ヨーウェルカムで終わりかと思ったら、今度は「しばらくカード使えないから、オンラインアカウントからETF(Interac(インタラック)」という会社がカナダの銀行と提携して行う カナダ国内送金サービス)でお金を君に送るから、代わりに現金を貸してほしい」と言うんです。
僕も韓国で一度詐欺に遭った身ゆえ、この時点で少し警戒しておりお金のことになったらすぐ帰ろうと思ってはいたのですが、ETFで現金を渡す前に受取り確認さえできれば大丈夫かと思って、あちらが言うように動きました。彼に言われるがまま、送信先に僕のメアドを打って(その時にまだやることあるから送らないでって言われたの今思えばめちゃくちゃ怪しい)送信してもらい、実際に僕の下にメールもしっかり届きました。それがこちら。。。

*ETFやったことある人ならわかると思いますが、一見似ているんですよ。
フォーマットがいつもと少し違うなとは思いましたが、ウェブ版のGmailで開いたからかなと思い、入金すべくTDのボタンを押してみました。するとすでに入金されましたとの表示。

でも、僕の銀行のアプリを確認したところ残高に変化はなく、本来だとパスワードの入力等を行ってから入金されるはずなのになと思いながらも、彼がアプリは反映に30分くらいかかるといったのと、僕のスマホの電池も残り6%ですこし焦っていたこと、そしてこれで仮にちゃんと送られていた場合、入金されたか分からないから帰ると僕が言えば僕の方が怪しくなるような気もして、$260を現金で渡すことを承諾しました。
トイレットペーパーを片手に彼とレジに行き、スーパーのキャッシュバック機能を使ってトイレットペーパーの支払いと$260を引き出そうとしました。でしたが、キャッシュバックの上限が$200だったのでじゃあと$200だけ下ろすことになりました。
会計のあと、僕から「君$60多く払ってるけど、どうやって返せばいい?」と聞くと、ATMで下ろして返してくれればいいよと言われ、スーパー横の銀行に行くことに。
ですが、土日且つ6時を回っていたのでATMごと閉まっていました。(この時ATMが使えていたらもう$60間違えなく払っていたと思います、恐ろしい。。。)
どうする?と彼に聞くと、メールで連絡が取れるから残りは後から返してくれればいいよと言われ、僕もそれを快諾し彼とはそこで別れました。
ですが、現金は渡したものの30分経っても銀行口座には何も振り込まれていなかったのが不安になり、家に帰った僕は寝ていた彼女を起こしてそのことを話しました。
僕はその時点ではまだ半信半疑だったのですが、彼女は絶対騙されてると思ったらしく、もしかしたらまだ近辺にいるかもしれないのと、事情を説明して助けてもらえるようにとスーパーに二人で戻ることにしました。
結局彼を見つけることはできませんでしたが、店員に事情を話して情報共有し警察にも連絡しました。
そして家に帰ってあと、パソコンでもう一度メールを確認したら気づいたんです。

INTEREACの後ろに本来だとないはずのTがついてたんです。
つまりは彼から送られてきたメールは、公式の送金受取メールに似せた偽メールだったということです。正直これをみるまで彼を信じていた自分もいましたが、これを発見し、どう頑張っても$260を入金できないことに気付いてやっと僕は詐欺に遭ったことを実感しました。
その後、、、
その後、ロンドンにいる日本人の先輩に尋ねてみたところ、ロンドンでも度々ある詐欺のようで昨年からニュースで取り上げられていたことを知りました。
よくよく考えてみると不自然な点は山ほどありましたが、僕自身お金を払ってしまって理由として、
- E-transferでだます方法など無いと思い込んでいた。
- 同じFanshaweの学生だと言われて妙に親近感を覚えて助けたいと思ってしまった。
- ケータイも財布もない人を単純に見捨てることに罪悪感があった。
- タックスリターンで少しお財布が潤っていたぶん気が緩んでいた。
- 簡単なお願いからやっていったことで変にやりきりたい感が芽生えてしまい、後に引けなくなった。
以上の5点が考えられました。してやられたなって感じです。
カナダに来て2年が経ってるにも関わらず、こんな幼稚な罠にかかってしまう自分が情けないと思うのと、あの$200あったら一カ月ご飯が食べることができたし、欲しかったイヤホンだって余裕で買えていたなぁと思うと悔しくてたまらないです。
あのゆで卵を食べなければ、、、彼との会話中にスマホの充電が切れていれば、、、彼女も連れてショッピングに行っていれば、、、
思うところは多々ありますが、これも経験ということで前向きに生きていきたいと思います。
こんな罠に引っかかる人なんてそうはいないと思いますが、少しでも多くの人に知ってもらいと思い今回このような形で報告しました。
参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。



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