カナダで車を維持するのにかかった費用

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カナダで車に乗るとどれくらいお金が掛かるのか知りたい!

今日はそんな方におすすめの記事です。

カナダで車を使うようになってはや2年。今日は車を使用するにあたってここ2年間でいくらかかったのかまとめていきたいと思います。

やってよかったことや後悔したことなども書いているので、カナダでこれから車を購入しようという方は是非参考にしてみてください。

カナダで2年間車を運転したら○○ドル掛かった!

まずは僕が車を購入した2023年8月から2025年9月までの費用を小遣い帳から引っ張り出してみました。

そして、

  • 車の本体代金と利息
  • 保険
  • ガソリン代
  • メンテナンス費用、修理費

これらを全て合算したところ、合計$35,280でした。1ドル110円計算ですと390万円ほどになります。

月平均にすると約1,400ドル。頭金や、突発的に支払った費用もあったので実際に毎月掛かっていたわけではないにせよ、実際に家賃以上にお金を使っていることになります。

ではそれぞれの科目を深堀りしていきましょう。

車のローン(車の価格+利息)

私は仕事の通勤のために車を購入したのですが、最終的に掛かった費用は車本体の価格+利息+追加保証すべて合わせて$18,147.97でした。

車種は2014年製の日産ローグ。雪道での運転が不安で四駆でSUV、Safety Certifedであることを条件にAutoTraderで探していたところ見つけたものです。

16万キロも乗っていて10年物でありながら税抜き130万強と日本じゃ考えられないくらい高い車でした。

ただ、4駆でSUVではありましたし、高騰するカナダの中古車市場での選択肢と比較すると安いほうだったと記憶しています。

日産ディーラーで試乗をしたのちに頭金$5000を払い、残りはローンを組んで購入しました。ローンは2週間ごとに$263.04の支払いで、隔週にくる給料日のたびに口座から引き落とされます。

駐車場

私はアパートメントに住んでいるのですが、月の駐車場使用料は$50です。

日本でも地方なら大体月5000円くらいはするので、物価も考えれば割安なのかもしれません。

ただ、カナダで大雪の中、外に車を置いておくと次の日の朝には雪だるまになっているので、2025冬からは月$25高い$75の地下駐車場に止めることにしました。

メンテ・修理

メンテナンスと修理には合計$4,285掛かりました。

まずはメンテナンス費用ですが、これは主にオイルチェンジと、タイヤ交換の費用になります。オイルチェンジ、タイヤ交換ともに一回約$60支払っています。

オイル交換は大体毎6000km、タイヤ交換はホイールはそのままでゴムの部分だけの交換です。

次に修理代。

中古車の宿命かもしれませんが、私が購入した日産ローグも色々なところにガタが来ていました。

購入して約9カ月目くらいから運転していると足回りがガタガタと揺れるようになり、ディーラーに持っていくとブレーキのワイヤーがダメになっているとのこと。

この修理に$1,541もかかり、これに加えてローンで$526、自動車保険で$244も支払ったこの月はとても生きた心地がしませんでした。

先月も壊れていたエアコンの風を発生させるブロアーモーターとそのレジスターを修理するのに$650かけたところです。こちらはディーラーで見積もりをとった際は$1750ほどになると言われましたが、ここ1年間でお気に入りの整備士を見つけることができたこともあって、なんとか安く直せたところです。

ガソリン

私の職場は片道17kmと結構遠くにあることもあり、2年間で約$5000使いました。

車を購入して初めてのころはShellやPetro Canadaなどのよくあるガソリンスタンドでガソリンを入れていましたが、途中でコストコでガソリンを入れると安いことを知り、ずっとコストコを使用していました。

今は先住民の方が運営しているガソリンスタンドでガソリンを入れているので通勤だけで月$200を超えていたような2023年とくらべてかなり安くガソリンを購入できています。

このブログを書いている10月2日午後8時半時点でのガソリン代です。見ていただくと分かるように場所によって1Lあたり30¢近く変わってきます。

Petro Canada$1.36
Costco$1.28
先住民ガソリンスタンド$1.05

週一で40L入れるとした場合、年間(52週)$2828.80になるPetro Canadaに対して、最安の先住民のガソリンスタンドは$2184と約$650弱安くなる計算。$600もあればバンフに旅行に行けちゃいますし、この差は大きいですよね。

コストコに関してもメンバー専用のマスターカードの3%キャッシュバックが利用することでかなり安くすることができます。

自動車保険

自動車保険は2025年の秋までTD Auto Insuranceを利用してきました。

自動車を運転し始めたときは、運転に自信がなかったこともあり、補償内容をかなり手厚めにしていました。時間がたつにつれ運転にも慣れ、貯金も少しずつ増えてきたので、Deductible(保障が必要になった際に自分が支払う額)を増やして保険料を減らしています。

また、TD Auto InsuranceではTD MY Advantageという運転のスコア付けし、スコアによって翌年の保険料を変更するというプログラムがあったためそれを利用し、初めての更新月の2024年の8月には$244.55から$199.85まで保険料をガクッと減らすことに成功しました。

参考までにTD MY Advantageの管理画面をお見せします。この場合ですと約14,000㎞走った私の運転時の点数は83点、来期予想される割引率は14%となります。

TD my advantageは運転の仕方によっては最大30%とかなり大きな割引になりえますが、反対に危険な運転をする人には最大30%まで保険料が上がるリスキーなプログラムです。

そのため、興味のある方はまず一度自分の運転能力が割引を享受できるほどのものか確認してから加入することをオススメします。

そんなこんなでTDを愛用していた私でしたが、2025年7月の突然の値上げに納得できず解約しました。

というのも、無事故無違反、TD MY Advantageの14%、ロイヤルカスタマーと割引される気まんまんでいたところ15%も保険料を上げられ、その理由に納得できなかったためです。

最初の表を見ていただくと2025年6月まで$200を切っていた自動車保険が7月から急に$30強上がっています。

何事かと思いカスタマーサポートに連絡すると、「カナダ全体で事故が多くクレームが多かったため、違反等関係なく、全体のプレミアムが上昇した。TD My Advantageの割引も適応済みなので来期はこれ以上安くなることはない」とのこと。

さすがに憤怒しました(無論英語でキレられるほど達者じゃないので心の中の話ですが…)

私の住むロンドン市近辺では日本じゃ通報クラスの危険運転をよく見るのですが、そういった危険運転をする人たちと同じ枠で私の運転をジャッジされ、君も同類だと15%もの保険料の割り増しを食らうわけですからね。

危険運転をする人に高い保険料を懸けた方がよっぽど慎重に運転しますし、そのほうが全体の安全につながるような気がしますが、それを決めるのはあちらの勝手なのも事実。

ただ、これに巻き込まれるのにはどうも納得がいかず、解約することを決めました。

そして2025年秋から会社の同僚に教えてもらったBIISさんにお願いして自動車保険の変更をしました。

1年分の一活払いではあったものの、月の保険料は$231.30から実質$130近くまで減らすことができました。丁寧に対応して頂けたので変更を考えている方は是非見積りを取ってみてください。

私は保険料が上がらないようとにかく向こう一年安全運転することです。

以上が私の過去2年間の自動車にかかる費用の詳細です。次にやってよかったこと、後悔したことをまとめていきます。

やってよかったこと。

Alumni割りなどの割引プログラムに加入する

自動車保険は様々な団体に対して割引が提供されています。

まず要チェックなのは、カレッジ・大学卒業者へのAlumni割(卒業生/同窓生割)です。

私はカナダのFanshawe Collegeを卒業しているのですが、卒業者向けに自動車保険の割引が提供されています。同様に他のカレッジや大学でも卒業者向けに自動車保険が提供されている場合があるので要チェックです。

次に私が入っていたTD My Advantageのような保険会社提供している割引プログラムです。

他の自動車保険会社も恐らく似たようなサービスを提供しているかと思うので、カスタマーサポートに問い合わせるなどして聞いてみるとよいかと思います。

ガソリンでのキャッシュバック

次にガソリン給油時のキャッシュバック・ポイントです。

Petro Canadaのようなポイントカードタイプだったり、クレジットカード発給会社が提携してるガソリンスタンドでの給油時のキャッシュバックを利用することでガソリンにかかる費用を少しでも減らすことができます。

私はCostcoで入れる際にはCostcoのMastercardで3%のキャッシュバック、先住民ガソリンスタンドでは1L当たり0.5¢のキャッシュバックを受けています。

また私が使用しているCIBC DIVIDEND® VISA INFINITE* CARDもPioneer, Fas Gas, Ultramar そして Chevronのガソリンスタンドで給油をすると1L当たり最大10¢割引を受けることができるようです。

自動車保険のクレカ払い

自動車保険は引き落としにすることもできますし、クレジットカード払いすることもできるかと思いますが、手数料がかからないのであればまずクレジットカード払いで払った方がポイントも付きますし、遅れなく支払いをすますことでクレジットスコアにもポジティブに影響していきます。

やって、やらなくて後悔したこと。

次にやっておけばよかったこと、後悔したことについてです。

車にたいして随分とお金を使ってきましたが、そのどれもが必須だったというわけではなくむしろ車自体の費用や、一部修理代に関してはもう数十万はきっと安くできたのだろうと今振り返ると思います。

では、一体どの出費を押さえることができたのか見ていきましょう。

頭金の額、金利の交渉

まず頭金、金利です。

車の購入当時、自分のクレジットスコアは対して高くないだろうから、きっとよい金利は得られない、むしろローンすら組めないんじゃないかと勝手に決めつけていました。

また、会社へは上司に送り迎えしてもらったり社用車を借りたりしていたため、なるべく早く車を買わなければという気持ちもあり、ローンが組めることが確定した時点で残りはあまり考えずに購入してしまいました。

今思えば比較的によいとされる700近いCredit Scoreがあったにもかかわらず、最初に提示された金利を交渉することなく契約をしたのは本当にもったいなかったなと思います。

また、私の場合は結局10%弱の利息を払うことになってしまったのですが、クレジットスコアを元に交渉したり、当時貯金にもすこし余裕はあったのでもう少し頭金を増やしたりとできることはあったかなと思います。

また、会社も私に対してすぐに車を買うように急かしていたわけでもなかったので、月の使用料を支払って社用車を一時的に借りて、しっかり時間をかけて車を探してもよかったのかと思います。

四駆を買ったけどそこまでする必要はなかった。

カナダの冬に、そして自分の運転に対して自信がなく、四輪駆動+SUVは絶対に必要だと思い購入した車でしたが、今思えば四輪駆動にそこまでこだわる必要もなかったですし、SUVですらなくてもよかったかなと思います。

もちろん私の住むロンドン市の積雪もかなりのものですが、よっぽど急でない限り深夜から除雪が入るため朝になるころには車道はきれいになっています。

また、四輪駆動なら滑らないだろうと勝手に思っていましたが、昨年道路で万全に装備されたはずのこの車で反対車線に突っ込むほど滑ったこと、そしてハッチバックタイプの社用車を冬に運転しても何ら問題がなかったという経験もあって四輪駆動じゃなくてもよかったなという判断に至りました。

ディーラー側からしたらSUV、四駆、どちらも持っていたら価格を上げるのに申し分ない機能ですので、この属性を持たない車でよかったならきっともっとたくさんの選択肢から車を選択できたと思います。

メンテナンス

最後にメンテナンスです。

ここで言いたいのは乗りつぶすようなつもりで購入する中古車であれば、わざわざ高いディーラーまでいって診てもらわずとも個人経営の整備工場等で直すので十分だということです。

新品であれば将来売りに出すことも考えてディーラーでやってもらったほうがいいかもしれませんが、私の例を見ていただく通り、個人経営の修理店で$650で済む修理に$1750と約2.5倍請求されるわけですからどうしても高くつきます。

どちらにも良し悪しはあるので結局は自分の好みになってしまいますが、少なくともディーラーに提示された見積りが、その問題を治すために絶対に掛かる費用だとは思わないようにしてくださいね。

最後に、、、

私が過去2年に払った車への平均費用は月$1400。車があるからこそ仕事に通うことができ、買い物・お出かけがラクだったりはありますが、お給料のうちの$1,400が車に使われる現状はもはや、仕事のために買った車を維持するために仕事をするという、手段は目的に、、車が私をOwnしてしまっています。

最近はトロントの家賃が高いからロンドンに引っ越しきたなんて話もよく耳にしますが、公共交通機関の発達したトロントで車を持たないことによって浮くであろう$1,400ことを考えると(無論公共交通機関もタダではありませんが、、、)生活費を安くするために車がほぼ必須になる地方に引っ越すという選択は果たしてよい選択になるのかは私にはわかりません。

私の場合、たまたまよい職場に恵まれ、ローンを支払い終えた今こそ車のメリットを享受で来ていますが、やはり車の購入は大きいリスクであることは間違いないかと思います。ただ工夫することで何千ドルも節約でき、大きなリスクを少しでも削ることができるのも事実ですので、購入を予定している方はたっぷりと時間をかけて後悔の少ない選択にしてください。

読んで頂きありがとうございました。

ケンタ

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